2023年1月28日 札幌BLSOプロバイダーコース

 1/28(土)にHOPPIE主催、札幌市・周生期医療支援機構(OPPIC)共催のもと、『札幌BLSOプロバイダーコース2023年1月』が手稲渓仁会病院にて開催されました。道内で勤務する救急救命士や麻酔科医など11名が受講され、プロバイダーとなりました。

※なお、本コースにおきましては「さっぽろ連携中枢都市圏事業」として、札幌市より研修開催について大きな支援を頂いています

コースでは、救急救命士がやむをえず緊急措置として対応する分娩、新生児蘇生、女性傷病者への対応についてシミュレーションを通じて学びました。

事例検討では、救命士の新たな教育研修には組み込まれていながら馴染みの薄い「医療安全」の立場から妊婦の救急事例についてディスカッションしました。

ランチョンセミナーでは、札幌医大新生児科坂井拓朗先生をお招きし、低体温症対策を中心に新生児救急についてご講義いただきました。

医療救急チームの学びの輪の中に新生児科が加わってくれることへの、大きな期待を抱いたコースとなりました。

午後には-12℃と極寒の屋外で救急車内分娩実習。できることなら避けたいこのシーンで、どう連携を取って目の前の妊婦さんと赤ちゃんを救うか。受講生・講師みな多くの学びが得られたと思います。

クラウドファンディングが現在進行形な中のHOPPIEコース。皆様のご支援ご協力のおかげで第一目標達成の喜びを分かち合うことができました。

そして決意を新たに、第二目標達成を目指して、引き続き価値あるコース運営と広報活動を続けてまいります。皆様応援よろしくお願いいたします!!

2023年01月31日